住宅ローンを組む際に、最も重要な選択肢の一つが「変動金利」と「固定金利」です。将来の金利動向やライフプランによって、どちらが適しているかは変わります。この記事では、2025年現在の住宅ローン金利の状況を踏まえて、それぞれの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。
変動金利と固定金利の違いとは?
住宅ローンの金利には、主に「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。それぞれの基本的な仕組みを理解することが、正しい選択への第一歩です。
変動金利の特徴
- 市場金利に連動
金利は半年ごとに見直され、金利上昇や下降の影響を受けます。 - 初期金利が低い
固定金利よりも低く設定されることが多く、借入当初の返済額を抑えられます。 - 返済額が増える可能性
将来的に金利が上昇した場合、返済額が増加するリスクがあります。
固定金利の特徴
- 金利が一定
借入時に決定した金利が、返済期間中ずっと変わりません。 - 返済額が安定
毎月の返済額が一定のため、長期的な返済計画を立てやすくなります。 - 初期金利は高め
安定性の対価として、変動金利より高めの金利が設定されます。
それぞれの金利が有利なケース
変動金利が向いているケース
- 短期間での返済予定がある
- 金利が当面上がらないと予想される
- 繰上返済を積極的に行う計画がある
固定金利が向いているケース
- 長期間の返済を予定している
- 金利上昇リスクを避けたい
- 毎月の支出を一定に保ちたい
2025年7月時点の住宅ローン金利
変動金利:年0.30〜0.50%(主にメガバンク)
全期間固定金利(フラット35):年1.55〜1.70%程度
(出典:住宅金融支援機構「フラット35」金利情報 2025年7月)
混合金利(ミックス型)の選択肢
固定金利と変動金利の特性を組み合わせた「ミックスローン」も存在します。たとえば、借入額の50%を固定金利、残りを変動金利にすることで、金利上昇リスクと低金利のメリットを両立させることが可能です。
金利タイプの選び方チェックポイント
- 返済期間が短い → 変動金利
- 返済期間が長い → 固定金利
- 将来の金利上昇が不安 → 固定金利
- 繰上返済の予定がある → 変動金利
よくある質問(FAQ)
Q. 今後金利が上がったら変動金利は危ない?
A. 金利上昇により返済額が増えるリスクはあります。ただし、5年ルールや1.25倍ルールなど、急激な増加を防ぐ仕組みもあります。
Q. 途中で金利タイプを変えられる?
A. 多くの場合、変更には借り換えが必要です。借り換えには諸費用が発生します。
Q. 固定と変動を両方選べる?
A. 可能です。ミックス型住宅ローンでは、金利の一部を固定、もう一部を変動に分けて設定できます。
まとめ
変動金利と固定金利には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。2025年現在は超低金利が続いていますが、今後の金利上昇リスクも無視できません。ライフプランや返済期間に応じて、自分にとって最適な金利タイプを選ぶことが大切です。混合型ローンを検討するのも、柔軟な対策として有効です。
